女流画家の雑記帳

芸術家の芸術

最近、若手芸術集団が広島の空に「ピカッ」と落書きをして大ひんしゅくをあび、
その後すぐに謝罪をしている問題を知ってあれこれと思うこと。
私はあれは「芸術」だとは思わない。
ただの思いつきの発想で描いた落書きとしか思えない。


基本的に芸術って言うのは十人十色で良いと思う。
それぞれの人のそれぞれの目標があって良いと思う。
保守である必要もないし、明らかに個性的である必要もないし…
作家自身もイロイロな方が居ていいと思う。

ただ…

芸術の共通の役割と言うのは在ると思う。
絵画だけでなく彫刻や音楽、装飾品、刺青などなど関係なく…
プロとして活動するのであれば、共通の役割は…

【他の人(魂)を豊かにすること】


全身全霊を込めて作った作品と言うのは…
その作品を必要とする人、同じ波長の人を感動させる力があると思う。
だから、作家自身が感動する世界を創りあげていく事に
芸術の存在意義が在ると思う。

育った環境が違うように、性格が違うように…
それぞれがそれぞれの目指す所が在っていいと思う。

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ちなみに…

私の目指す目標は【絵を後世に遺すこと】

絵を後世に遺すためには
もちろん、美術館に遺すと言う大きな目標もあるけれど…
すこしでも多く必要な人の手元に絵を遺したいんですよね…
心の支えになれたら理想。
そのために、小さな作品でも美術館クラスに仕上げたいと思って手を抜かずに描いています。

絵画の基本中の基本「平面に立体を構成する事」と「絵画的構成であること」は大前提。
その上で…支持体、絵具や溶剤、額縁などにこだわる。例えば、油絵具の場合は、最後はキャンバスには保護剤を塗ってさらに額装で仕上げて作品保護…と言う感じで細部に気を配っている。…だって、自分の作品とは言え、美術商さん方が扱う商品でもある訳だし…手を抜かないキチンとした仕事はしますよ。お客様が支払う値段はそれなりに高い訳だし…。


ちなみに。
プロの絵描きを志してる方にヒトコト。
「プロの画家になるなら、自分の絵をタダで他人にあげてはいけない。親兄弟、親戚でも!!」
…とはウケウリの台詞です。
アメリカでも言われたし日本に帰って来てからも師匠に言われました。
(まぁ…とは言え、ケースバイケース。先日の「ひかり」のように…特別な事情があれば贈ってますけど。)

______

話はもどるけれど…まぁ、結局の所…
作家が創る作品と言うのは作家自身が浮き彫りにされると思う。
作品って分身のようなもの?
其処に作家の人の生き様、思想、取り組む姿勢が入る訳だし…
他人に作品で「命」を分け与える事なんだと思う。

だから、他の方も言っていたように…
「芸術家」なら作品に信念を持って責任を持って取り組んで欲しいと思う。

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ヌードデッサン

デッサンは絵画の基本です。

今回はヌードデッサンをアップしてみました〜。

200810011701000.jpg

ちなみにモデルはプロの美術モデルさんです。

プロのモデルさんもそれぞれ個性やスタンスがあって興味深いです。

美術モデルさん方はデッサン会(描き手が複数)〜個人の作家さん、まで色々なトコロに行かれているので、それなりにポーズも体型も管理がされている方が多いです。
私の裸婦画歴は、じつはとっても長く…美大の頃は色々な老若男女、いろいろな体型のモデルさんが来られてとても勉強になりました。さらにアメリカだったので、人種もイロイロでした。 日本に帰国後も英語が喋れる事もあり日本人以外のモデルさんを器用する事もありましたが、最近はお気に入りの若干数名にお願いして居ます。

…と言うのも絵を描く時に学生の頃は思わなかった“内面も描きたい”と思うんですよね…

だから、美術モデルさんとはコミュニケーションを大切にしています。

異性の美術モデルさんの場合は特に(変な誤解をされそうで躊躇するので)内面的な面やプライベートな事を聴きづらいのはデメリットですが…
男女のモデルさんとも…ポージングや体形を拝見した際に…

私自身の内々に抱いている“表現したい事”とモデルさんのポーズからのインスピレーションがシンクロしている場合なども油絵に再構成する事もあります☆

200809301748000.jpg

(↑製作途中ですが…(^-^))


ちなみに…


外見的な事での同性のモデルに最低限の希望は…
「私よりもスタイルの良い事&美に対する意識の高いこと」です。

私自身は美術モデルとしての経験はないけれど…
アメリカで(ファッションやプロモーションの)モデルエージェンシに在籍していた事もあります。(仕事経験はありません。スカウトされてビジネスやモデル業の講習を受けてみたのですが、片手間にモデル業は無理と思ったので“講習&在籍のみ”でした。)
外見的&精神的なモチベーションを保つのもプロの仕事だなぁ…と思います。

まぁ、それから随分と年月が経ち、私も年齢を重ねたので“私”と言う基準はとても甘いんですけどね…


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大切な人、好きな人のために…

絵を描くと言う事は会社勤めと違って“マイペース”です。
でも、それはノンビリと言う意味ではなくあくまで【自分のペース】と言う事なんですよね。だから、忙しくするもサボる事も自分の責任。

貸画廊での個展は全部自己責任だけど…
企画での個展は関係者(責任者や担当者)が居るので、私を推薦してくれた方々や推してくれた方々の為にも貢献したいと言う想いもあるので、日々、更に精魂込めて製作しています。

もちろん、陰になり日向になり応援して支えてくれる大切な人たちの為にも…
足を運んで来てくれる鑑賞者のためにも良い展覧会にしたいと思うから…
日々、心を込めて製作しています…

それに、人って…
自分の為だけに頑張るよりも
誰かの為に頑張ると、
自分の力以上に頑張れる

と思うんですよね〜。

話は変わるけれど…

この(勝手に多忙な)現状の中…英語のボランティア講師も続いています。

続いて居ると言うか…更にクラスが増えてしまったと言うか…(汗)
二学期から…我が子の学年の英語も一部、引き受けることにしました。

授業の準備&授業、と時間を取られるのはキツいけれど…
でも…何よりも…我が子が楽しみにしてくれてました。

初めての授業のあと…
他の子どもたちから「**君のママなの?お家で英語が出来ていいなぁ〜。」と言われて嬉しそうに自慢そうにしているのを見ると…
(あ〜…頑張って来た甲斐があった!)って感じでした。
さらに、彼から
「ママの英語、判りやすかったよ。」

…と褒めて貰いました(*^-^*)

忙しいけれど、英語
手を抜かずに頑張るよっ♪
…と、心の中で息子に誓う母でした。

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暮らしの中の猫アート展

搬入無事終了〜。
…と言っても他の飾り付けが在るらしいのですが。

P1000222.jpg


ひさびさに猫(モカの肖像)と言う作品を飾り付けをしてワクワクしちゃいました。
50センチ四方の絵が縦横に計9枚。1.7メートル四方の大きさです☆

思い入れの強い作品(描いたのは10年前)で…
初個展に出して以後、今回は“猫展”なので特別に展示です☆

なかなか見応えがあるんですけど…
今後の個展に出品する事はないだろうなあ…
と、感慨深く眺めちゃいました。


カフェもあり気軽に身近にアートを楽しむと言うコンセプトのギャラリーなので気楽にどうぞ〜☆


ニッセイギャラリー稲音館

Date : 10月1日(水)〜 10月25日(日)
Time : 10時〜17時        入場無料          

お問い合わせ先 ニッセイギャラリー稲音館 TEL:099-243-6277

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古典絵画

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ジョルジョーネ、エルグレコ、などのルネサンス時代からカラバッヂオ、アルミテジア、ルーベンス、プサン、ヴァン・ダイク、ベラスケス、レンブラント、フェルメールなどに代表されるバロックあたりの古典絵画は特に好きです。

…だから、古典絵画的技法で絵を描く事もあります。
もう完成した作品として発表する事はないけれど…。

古典絵画の技法はとても奥深いモノだと思う。
現代においては古典絵画的技法を追求して描いた絵は「写実」と形容される。

写実的に描く事はカメラのない時代に権力者が画家を雇って肖像画を描かせる事は権力の象徴だったという。
産業革命後、カメラが発達して写真が肖像画家の描く肖像画にとって変わって、“絵画に求められるもの”が変わって印象派の出現、キュビズムの発見、さらに色々な方向へ分岐して現代絵画へと繋がって行く。

美大ではデッサンなどの基礎を重視される。
それはとても大切なコトだと思うし、デッサンや技法的なコトはプロは知っておく必要があると思う。(美大に通う事が必要と言うわけではなく独学でもいいので、基礎的なものは必要、と言う意味)

古典絵画と言うのは…
美術史の中で現代に続く流れのなかで基礎みたいなものだと思う。
美術館に行くと…印象派やモダンニズムなセクションは多くの人がいるのに、古典絵画のセクションには人が居ない…

でも、私は秘かに古典絵画も好きだし…
学生の頃だけど、研究して居た時期もある。

私の絵から想像もつかないかもしれないけれど。

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