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日本画材工業(フナオカキャンバス)リポート♪ その3

手作業をメインにキャンバス作りをしている船岡さんですが、【良いモノを】と常に品質努力をしている姿勢が伺えるのが研究室

funaoka06_2.jpg

壁面いっぱいにならんだキャンバス。
一枚一枚のキャンバスの成分が違います。
その上に絵具をのせて年月を置いた反応を確認しているそうです。

地塗り剤の成分の研究に余念がありません。

「年月による変化は実際に経過してみないと判らないところがあるんで…」と年月を追って研究しているそうで古いものは20-30年前のモノもありました。


funaoka6_3.jpg

圧巻な光景に呆然となってしまふ私…

理論的&化学的には反応も予測が付くのでしょうけれど…
実際に経過を観察しているところが凄いなぁと思いました。


話題はちょっとズレるのですが…
別の部屋に絵が並んで居ました。

funaoka12_.jpg

(おや?)と思って聞くと…
「あれは従業員の描いた絵です。教育の一環で描かせています」とのこと。
社員教育もシッカリしてるんだなぁ…と感心しました。

画材や美術関係者が絵を描く経験を持つと言うのはすばらしいことだと思うんですよ。
例えば、私は美術モデルを使うのだけど…芸術が好きなモデルと芸術に興味のないモデルは態度が雲泥の差です。

きっと、キャンバスを作る作業に携わっている方でも絵が好きな方と絵を観たり描いたりするコトに興味のない人は全く違うだろうと思います。日本画材工業の従業員の方々は絵を描く経験を与えられるコトで仕事に対する心づもりも違うのではないか…と思います。


(日本画材工業レポートは、まだまだ続きます(笑))
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コメント

[C642] sugoi

おひさしぶりです。。
すごい 役に立ちました。

わたしは 以前は油でしたが 今は水彩画なので
詳しく 知らなかったけど。。
こんな 努力があるんですね。。

教えていただいて ありがとうございました。
  • 2009-08-27 22:30
  • おえかき
  • URL
  • 編集

[C646]

いや~~面白い取材です。
ブログ記事だけではもったいない
どこかの美術誌に取り上げて頂きたい
取材ですね。
  • 2009-08-28 08:00
  • ぱんどる
  • URL
  • 編集

[C649] Re: タイトルなし

過去に美術の窓でも取材されていますよん。
ブログはまとめてエッセイにして私自身のHPに載せようと思っています♪

雑誌も良いけど、ネットだと必要な人が検索でいつでも見ることが出来ますし…ネd(^^)
私自身も読み返して常に再認識することで、ひとつひとつのキャンバスを大切に扱って行きたいと思っています。

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桑水流みき

Author:桑水流みき
桑水流(くわずる)みき
鹿児島出身。福岡県在住。

独特の弧や曲線の美と平面による再構成に精神世界(Spiritual World)を織り込んだ絵画的表現で純粋芸術(FIne Art)を追求しています。

1994~1999年アメリカの大学と美大(MC&MICA)にて絵画 (Fine Art)を専攻。帰国後、日洋展(2003年~)と2006年以降、福岡、東京、鹿児島、長崎、熊本にて百貨店・画廊にて個展中心に活動中。(大丸福岡天神店,山形屋,鶴屋,長崎大丸など)日洋会会員。福岡文化連盟会員。2015年/4月 山形屋(鹿児島)で個展予定。


☆HPはhttp://www.kuwazuru.com
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