女流画家の雑記帳

英雄色を好む

ピカソが生涯の間に二回結婚し三人の女性との間に四人の子どもを作っている(愛人は数知らず(w))のは有名な話だけど…
東郷青児もなかなか女性遍歴がすごい方だったんですね。

東郷青児に縁の画商さんと縁があって、名前も絵も有名なので知ってはいるけれど…どういう生涯だったのかも判らないので「心淋しき巨人」と言う本を読みました。

東郷青児と竹久夢二の師弟関係だったけれど、17歳の頃、30代の竹久夢二の奥さんに手を出してそれが夢二にバレて師弟関係解消になったことやパリに留学に行ったのは最初の奥さんの実家の資産が在ったお陰だったけれど、帰国後にのちに結婚する女性で東郷たまみの母である女性と心中未遂事件を起こす。

ややこしいのは、心中未遂事件を起こしたとき…東郷青児は戸籍上の妻と離婚が成立していない状況で別の女性と結婚式をあげて居て、でも心中未遂事件を起こしたのは妻ではない第三の女性と言う。
心中未遂事件を起こした女性とは引き離されるけれど、その後に宇野千代と出会い、五年間宇野千代と結婚生活を送るもその後、東郷青児が心中未遂事件を起こした女性と再会して宇野千代とは離婚、その女性と再婚すると言う。

「心淋しき巨人」では筆者は東郷青児が岸たまき(竹久夢二の妻)への想いを引き摺って娘に「たまみ」とつけたのではないかと推測していたり…たまみの母と結婚後も娘と妻公認で愛人が居たり…と恋多き男性だったことが書いてありました。

この本に書いてあったのではないのだけど…
英雄色を好むと言う言葉があるように、テストステロンの分泌との関連性を説いてある意見も。テストステロン分泌が多い男性は「粗っぽくてデリカシーが無いし、短気で怒りっぽい面もあるけれど、明るく前向きでたくましく、ワイルドでセクシー」だとか。闘争心や活力に溢れ仕事も女もガツガツこなすんだそうだ。

老舗どころの画商さんたちが「昔は面白い人が多かったけれど、今は面白い画家が居なくなった。」と言っていた。
男性的なガツガツとした男性よりもフェミニストでスマートな男性が増えて来ているし、“家事の出来る”“マメで優しい”男性がモテる傾向にある気がする。

話はそれたけれど、東郷青児の女性遍歴のことは今回本で初めて知ったけれど
…やはり英雄色を好むと言う傾向はあるのかもしれない。

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