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病院に飾る絵

先月、入院していたとき…
とくに最初の数日は四六時中、点滴に繋がれていて(絶食だったので)食事もナシ。
テレビの雑音も鬱陶しいので音も無く…
本を読む元気もなく横たわって壁を見る。


“この壁だったらこんな絵があったら良いな。”

とか、

“点滴に繋がれてどこにも行けないし…ホッとするようなゆったりと癒されるような絵がいいな。”

とか

そんな事ばかり考えていました。




病院に行くと絵が飾られている事が多々あるし、アートを医療に取り入れている医療機関もあるようですが…


たまーに、観ていて…
作家の苦しみや怒りが伝わって来るような絵が病院に飾られていたりして…
チョット「??」という場合もあります。

芸術作品には作家のアウラが宿ります。


作家は作品を制作する時に様々な想いがあり…

ときには社会に対する怒りや恐れ、疑問を投げかけるものであったりもします。
芸術作品に宿るアウラは作家の主観に起因するものなんですが…

特に病院のような場所で絵を飾るならば、癒しのアウラのある絵が良いと思うんです。。



私は、芸術を愛好する純粋な鑑賞者の方よりは鈍感な鑑賞者ですが…

作家生活を続けてきて、経験として知っていることがあります。


“元気を出して欲しい”“前向きに頑張って欲しい”“癒してあげたい”と願って描いた作品(わが子)が…

病気と闘わなければいけない方の心の支えになったり癒しになったり出来たこともありました。

その効果や鑑賞者の感受性には目を見張るものがありました。。







入院中…

優しい笑顔で話かけてくれる看護師さんに癒されました。


その中で特に、笑顔がすてきな看護師さんが居たのですが…
その方とお話したときに「患者さんが元気になってくれるのが何よりも嬉しい。」と看護師という仕事に生き甲斐を見出している話をしてくれました。。

私が退院する時も本当に嬉しそうに満面の笑みで「元気になられましたね!」と声を掛けていただいたのがすごく嬉しかったです。。




癒したいと思って描く絵というのは、患者さんに対してそういう存在になれるものかも知れないな…と思いましたが…芸術作品は…さらに、そういう“患者さんを癒す看護師さん”を癒せるような存在にもなれるのかも知れないなと思いました。。




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桑水流みき

Author:桑水流みき
桑水流(くわずる)みき
鹿児島出身。福岡県在住。

独特の弧や曲線の美と平面による再構成に精神世界(Spiritual World)を織り込んだ絵画的表現で純粋芸術(FIne Art)を追求しています。

1994~1999年アメリカの大学と美大(MC&MICA)にて絵画 (Fine Art)を専攻。帰国後、日洋展(2003年~)と2006年以降、福岡、東京、鹿児島、長崎、熊本にて百貨店・画廊にて個展中心に活動中。(大丸福岡天神店,山形屋,鶴屋,長崎大丸など)日洋会会員。福岡文化連盟会員。2015年/4月 山形屋(鹿児島)で個展予定。


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