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美術史の話…

講演会でお話した内容なんですけど…

西洋美術史についてもお話しました。
大まかにわけて…
古代 (地中海美術、ギリシア美術、ローマ美術、初期キリスト教美術)
中世 (ビサンティン美術、ロマネスク美術)
近世 (ルネッサンス、バロック、ロココ)
近代 (新古典主義、ロマン主義、写実主義、印象主義)
                    ↑19世紀半ば 
…と分類されるのだけど…
19世紀半ばまでは宗教画や肖像画、記録画など…
写実的絵画が主流だったのだけど…産業革命が起きてカメラが普及し、肖像画を画家ではなくカメラが担うようになり…絵に求められるものが代わり、そういう時期に画家の印象で絵を描くという【印象派】が出現したんですよね。

もちろん写実画のようにリアルに描くのに技術は必要なので、技術力を競うには評価しやすいので…
(日本の)美大の入学には必要だし、見る方も「上手=技術力がある」と判りやすいので今も写実画は無くなりませんし今後も無くなる事はナイと思いますが…100年程前の時代から【写実以外の絵画】が出現したことが衝撃でした。

さらに、印象派の後にピカソとブラックによるキュビズムなどこれまでの常識を覆す絵画が登場して近代絵画は多種多様な方向へと分岐していきました。

抽象的になればなるほど理解するのに【鑑賞力】や【感性】が必要になります。
さらに抽象画が難しいのは…描き手の“知識や技術力”を見極めるのが難しいんですよね。

例えば、昔… ある若者が「見て下さい!」と絵を持って来たんですが…
それはピカソもどきな作品だったのですが…「??」と感じる作品でした。
「もっとモノを見て描いた方がいいよ。基礎は重要だよ。」とか「美術史とかも勉強するといいよ。」とヤンワリとアドバイスしたのですが…「そういうのは要らないと思います。そういう勉強をしなくても(感性があれば)描けると思います!」…と言っていました。。orz

抽象画でも「おお!?」と思うものもあれば「ん~?」と思うモノもあります。。。

それを見分けるには… とにかくイロイロなモノを見て(味わって)目を肥やす(感性を磨く)ことじゃないか…と思うんですよね。
難しいとか判らない…と言われがちなアートですが…
とにかく、本物を見分ける力を養うには「見る!」のが必要だと思います。。。


生意気なことを書いていますが…
私自身も鑑賞者としてはまだまだ未熟です(^^;)
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桑水流みき

Author:桑水流みき
桑水流(くわずる)みき
鹿児島出身。福岡県在住。

独特の弧や曲線の美と平面による再構成に精神世界(Spiritual World)を織り込んだ絵画的表現で純粋芸術(FIne Art)を追求しています。

1994~1999年アメリカの大学と美大(MC&MICA)にて絵画 (Fine Art)を専攻。帰国後、日洋展(2003年~)と2006年以降、福岡、東京、鹿児島、長崎、熊本にて百貨店・画廊にて個展中心に活動中。(大丸福岡天神店,山形屋,鶴屋,長崎大丸など)日洋会会員。福岡文化連盟会員。2015年/4月 山形屋(鹿児島)で個展予定。


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