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アートと緩和ケア

先日、Tさんと院内にかけてある絵を見ながら…
緩和ケアについてもあれこれと話をした。

「緩和ケアってホスピスみたいなもん?」
…と聞かれたけど、「私は緩和ケアはホスピスとはちょっと違うと思うんですよね。」というと…
すると、Tさんはあれこれと調べ始めた。
そして、「そっか。必ずしも終末期医療というわけではないんだね。」…と。

調べて見ると、【終末期医療に限らず、診断の初期から重視すべきであるとされ(がん対策基本法)る。 緩和医療は、診断の時にはじまり、根治治療、保存的治療、症状緩和治療へと治療目的が推移するごとに、段階をへてゆくに従って緩和ケアの役割を意識的に大きくしてゆくことが推奨されている。適切なケアを行うために、緩和ケアでは患者の治療の目的が何かを正しく把握する要請が高い。】とある。

世界保健機構(WHO)では、2002年に次のように定めている。

緩和ケアは、生命を脅かす疾患による問題に直面する患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的、心理的、社会的な問題、さらにスピリチュアル(宗教的、哲学的なこころや精神、霊魂、魂)な問題を早期に発見し、的確な評価と処置を行うことによって、 苦痛を予防したり和らげることで、QOL(人生の質、生活の質)を改善する行為である、としているのである。


生きると言う意味を考える医療が緩和ケア…と言うことなのでは無いかと思う。


生きるということはなんだろうか?

私自身は、生きるということは…
自分が自分であるということの存在意義を問いただすことや生きるよろこびを感じることに生きていることの存在意義があるのだろうと思う。

生きるよろこびは人に寄って違うけれど…
生きていることで得られる様々なことに感動することじゃないか。


心が震えるような…
美しいと思うものや思うこと、
愛に気づくこと、感謝にきづくこと…


そういうことを考えるようになったのは1年以上前、寝たきりで要介護の方が、私の作品を観たい…と行って下さっていたことを知った…という出来事がキッカケだったけれど…。
カラダが不自由でも生きるヨロコビを与えられるのがアートだろうと思う。


私の目指すところのアートは…
そういう生きるよろこびを気づかせてくれる存在でありたいと思う。

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桑水流みき

Author:桑水流みき
桑水流(くわずる)みき
鹿児島出身。福岡県在住。

独特の弧や曲線の美と平面による再構成に精神世界(Spiritual World)を織り込んだ絵画的表現で純粋芸術(FIne Art)を追求しています。

1994~1999年アメリカの大学と美大(MC&MICA)にて絵画 (Fine Art)を専攻。帰国後、日洋展(2003年~)と2006年以降、福岡、東京、鹿児島、長崎、熊本にて百貨店・画廊にて個展中心に活動中。(大丸福岡天神店,山形屋,鶴屋,長崎大丸など)日洋会会員。福岡文化連盟会員。2015年/4月 山形屋(鹿児島)で個展予定。


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