今日は花屋さんに薔薇のアレンジをお願いしました。。イメージを伝えてアレンジを作ってもらって…さらに、自分のイメージ通りのアレンジにする為に一部の花を入れ替えたりしながら…最終的にイメージ通りになったので、林檎と檸檬を置いて。。その花や果物たちを前に描いてました。大好きな薔薇と大好きな林檎と檸檬に想いを込めて。私は、アレンジメントの花を描くのは好きです。本物の花を目の前に描きますが…そのカタチを借りて...
私は日本の美術系雑誌とアメリカの美術系雑誌を読んでいるけれど…日本の雑誌で【現代アート】で取り上げる作品は奇抜化してる気がしてならない。感覚的な作品を『これがアートだ!』みたいな感じで取り上げてあって、大衆が「アートって難しいなぁ。」と理解不能に陥る…的な感じの…。芸術の「感覚」は大切なモノだけど…感覚だけに頼っている作品は、落とし穴もあると思う。奇抜で奇異なものを目指して「新しい!」と思って居ても…...
母子の絵を見た方の感想で…大人の男性が良く言われるのが…「親孝行もまともに出来なかった。」「もっと親孝行すれば良かった。」貧乏ながらも苦労して我が子を育て上げようとした母反抗期にも我が子に対して辛抱強く接した母母親の想い出話を伺う時、私はどうしても母親の視点で聞いてしまう。母親にとっては我が子は可愛い。我が身を削ってでも育て上げよう、守ろうとする想いは男女の恋愛とは違う愛だと思う。その我が子への母親...
「菜根譚」を読んで居ます。。。「論語」が道徳の名言集、「孫子」が謀略の知恵袋だとすれば、「菜根譚」は処世訓の最高傑作”なんだそう。数々の言葉が沁みて来るのですが…これもそのひとつ。。天地之気、 暖則生、寒則殺。故性気清冷者、受享亦涼薄。唯和気熱心之人、其福亦厚。其沢亦長。天地の気候は、暖かいと万物を生成させ、寒いと万物を枯れ死にさせてしまう。だから人間も、性格が冷たい人は、天から受ける幸せも薄い。た...
今週は鹿児島に滞在してアチコチ取材したりしていたのですが…本日の桜島は絶景でした。テンション上がりまくり、色々な場所に行ってスケッチしましたよ。同じ山でも見る角度によって微妙に変化するんです。さらに、今日は雲が多かったので、雲の影が山肌に落ちていて…その瞬間、その瞬間で表情を変えていきました。城山からの桜島も幼い頃からの思い出がいっぱいあるので、好きなのですが…これは、谷山方面からの桜島。今、特別な...
私は普段、漫画は読まないのですが…息子が漫画本を選んでいる間、何気に目についた本。さよならソルシエ 2 (フラワーコミックスアルファ)(2013/11/08)穂積商品詳細を見る“ゴッホ” がモデルなんだそうです。。思わず買ってしまいました。ゴッホは「ひまわり」などで世界的に有名な画家です。。弟のテオは画商だったというのも歴史的事実です。↓こういう作品。東京の方は東郷青児美術館でも見れます。漫画のSTORYについては、作者さ...
「ピカソ」と言えば多くの方が連想するのがこういう作品ではないでしょうか。これは「泣く女」ピカソが愛人ドラマールを描いた1937年ピカソが56歳の頃の作品です。激しい気性のドラマールが大泣きしているのですが、画面から彼女の性格や感情が伝わって来る気がします。この絵を描いた頃のピカソは、冷静にドラマール観察してるようにも見えます。。一方、これは、私の大好きなピカソの作品「母と子」1922年の作品。ピカソが41歳...
誕生日って、どんな意味があるのでしょうか…子どもの頃は何となく自分の誕生日をお祝いしてもらえるのがうれしくて、誕生日は嬉しかったものですが…年齢を重ねると「誕生日は嬉しくない」と言われる方も多いです。。でもね…やっぱり、誕生日ってその人にとっての記念日。この世に産まれてきた奇跡を祝う日でもあり、無事にこの日を迎えられることへの感謝の日。世の中には、悲しいニュースも多いです。。不慮の事故や病気など…望ま...
かのやばら園へ取材に行きました。。。薔薇は良く描くのですが想像では描けません。。。以前、「薔薇園」を描いた時にもかのやばら園に取材に行きました。。今回は台風の影響で薔薇は少なくて残念でしたが…はじめて利用した“鴨池垂水フェリー”で、鹿屋が鹿児島からとても近い事を知りました。。今回はお気に入りのお店を見つけました!たまたまランチタイムが垂水だったので「垂水大豆館」でランチを頂いたのですが、それが素朴で...
今週は鹿児島に滞在してます。いくつかの鹿児島の風景の取材と息子の誕生日を兼ねて…。鹿児島市は私自身が生まれ育ち、高校卒業まで居たまちではあるのですが…その生まれ育ったまちで、今は我が子が過ごして居ます。桜島のある景色は息子が青春を過ごした風景となるのでしょう。。私自身の鹿児島への想いと我が子への想いを重ねてしまいます。...
「ふくろう」って幸福を呼ぶ鳥っていわれてるんだと教えてもらいました。福来朗(ふくろう)朗らかに福を呼び幸せを招く縁起物福 籠(ふくろう)福が籠(こも)るとされる幸福シンボル不苦労(ふくろう)苦労知らずの幸せ福 老(ふくろう)老いて福 不老長寿の守り神梟 (ふくろう)首が良く回るので商売繁盛 夜目が聞き先が見通せる。千見の明。 聴力がすぐれる。情報を聞き逃さない。久...
「Secret Sifter (シークレットシフター/気分転換)」 とは、自分が落ち込んだときや気持ちがのらない時に眺めるものを集めたものです。私は心に響いた言葉、絵、写真などを壁に貼ったりノートに書いたりしています。。一部をご紹介。。人は運命の矢から逃れる事はできない。だから起こった出来事をあるがままに甘受することが唯一の盾となる。神と共に行うのは大勢の支持を得ていること。正しい思考の仕方を確立し、しっかりそ...
ちょっぴりショゲていたら…知り合いがプリントアウトしてくれた言葉。感動しました。長いのですが、ぜひ最後まで読んで下さいね。。。「この時代に生きる 私たちの矛盾」ビルは空高くなったが 人の気は短くなり高速道路は広くなったが 視野は狭くなりお金を使っているが 得る物は少なくたくさん物を買っているが 楽しみは少なくなっている家は大きくなったが 家庭は小さくなりより便利になったが 時間は前よりもないたくさ...
私が芸術家として駆出しの頃…「芸術とは何か」その答えをずっと模索していました。エーリッヒ・フロムの「愛するということ」の中の言葉に大きな衝撃を受け、私の中核になっています。「愛すると言う事は自分のなかに息づいている…自分の喜び、興味、理解、知識、ユーモア、悲しみなど、あらゆる表現を他人に与えること。自分の生命を与える事によって、他人を豊かにし、自分自身の生命感を高める事によって他人の生命感を高める。...
先日、東京に行った際に国立新美術館で開催されていた「チューリヒ美術館展」を視てきました。その時に感激したのが、私が【色彩論】でものすごーく感銘を受けた著者であるヨハネス・イッテンの作品をみることが出来た事です(*^_^*)まぁ言えば、“色彩学で尊敬する先生の作品を見た”って感じでしょうか。画家と言うより教育者の印象の強いヨハネス・イッテンです。。一般には知られてない知るヒトぞ知る(現代でも、美大や専門学校...