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願はくは花のもとにて春死なむ…

桜…あっという間に満開になって…もう散りはじめ。桜の木の下は桜色に染まっていました。樹の下の桜色思い出すは西行法師の詠んだ歌願はくは花のもとにて春死なむ その如月の望月の頃1000年近く前の歌。。日本人の美意識と言うのは変わらないものだなぁ…としみじみ思います。桜の樹の下で満月を眺めながら逝くのは日本人的美意識ですね。。しかしながら、現代。こんなアスファルトの道路脇の桜の樹の下はイヤですけどね。...

写真じゃ描けない

先日、諫早から帰る時に有明海沿いに帰りました。菜の花を眺めながら…ふと見ると雲仙に雪が残っていました。早春の雲仙。明るい早春の空色の空…薄紫〜藤色の雲仙…青緑色の有明海…本当に美しかったです。描きたい!…と思ったのでスケッチをしました。スケッチの道具がなかったので、スケジュール帳にボールペンにて。このスケッチは本当に覚書きみたいなもので…アニメで言えば絵コンテみたいなモノでしょうか。“稜線や色合い、感動...

阿蘇の風景

先週行った阿蘇の風景。。画像…小さくて判りづらいのですが、阿蘇の稜線は…なんだか横たわった人のような感じがするんですよね。。阿蘇の外輪山。地球の息吹きを感じるような雄大さ。これは途中で見かけた山の景色。部分抜粋ですが。。阿蘇も心惹かれる景色の一部。最近、九州のあちこちの景色の良さを再認識しているところです。...

阿蘇へスケッチに

阿蘇を描きたくなった!けど、やはり観ないと!…と思ったら居ても立ってもいられず。。昨日は午後からは急きょ阿蘇にスケッチに行きました。これは杵島岳をスケッチしてるところ。。山は色々な色が在って興味深かったです。阿蘇を家族に例えるなら杵島岳は母親的存在…という記事を読み余計に親近感。。猫岳…じゃなく根子岳に着いたのは夕暮れになりかかりだったので…山の色合いがとてもキレイでした。オレンジ、赤、紫、コバルトブ...

朝?夕方?

制作途中の桜島。今年は桜島が多いですね。。桜島だけではなく、色々な景色に挑戦して行きたいな……とは、思っているんですが。。さて、問題です。。コレは朝でしょうか?夕方でしょうか??答えは夕方です(*゚▽゚)ノ鹿児島市から桜島の方向を見ると桜島は東にあるので…桜島の後ろ辺りから日が昇ってくるのです。なので、桜島がオレンジ色や赤に染まっている時は夕景だったりします。。ココロの景色の影響の方が大きいのですけどね。...

酒と絵画と…

寛永通宝 久留米店のカウンターにて。。。Lovin' you 薄紅の薔薇ご覧になることが出来ます。。絵画を眺めながら…くつろぎつつお酒を吞む。。そういう愉しみの判る方に拝見して頂きたいなぁ。。…なんて秘かに思っています。寛永通宝 久留米店福岡県久留米市東町34-320942-34-2846...

飾る場所のこととキャンバスの問題。。

先日、某所から作品依頼を受けたのだけど…“飾る場所”の都合であまり厚みがない方が良いとのこと。。展示場所に寄っては通常の展示が弊害になることもあるのだなぁ……ということは、想定外でした。。。飾る場所のコトを考えたりすると…水彩画が手軽だけど、油絵の方が重厚感あるし…。で、国産キャンバス最高峰のフナオカキャンバスの日本画材工業の船岡さんに相談すると。。“キャンバス+木枠”以外に色々な選択肢がありそうだと言う...

言葉を超えた存在のこと

知り合いとメールをしてて思ったことの覚書き。私は無宗教だけど信仰深いと思う。(特定の宗教を持っている人からすると、そんなの信仰じゃないと言われそうだけど…)神サマはいると思っているし…神サマというか人を超越した存在というかパワーと言うか…。私は、そういう存在が芸術家を通してインスピレーションと言うカタチで芸術を創っていると思う。言葉を超えた存在との一体感を感じつつ描いた作品は傑作になると思うし。。。...

絵のイメージ

私は作品のイメージは常に人。風景描いても静物描いてもそこに人のイメージが重なる。。大切に思う人だったり理想の母親像や女性像だったりだから、絵のイメージが湧くのは人との関わり合いで生まれる。アトリエにヒキコモリで絵を描くことも多いのだけど…こういうネットでの出会いもある。誰かの今まで生き方に感動したり、頑張ってる人に感動したり…感動を描くことで感動が伝わる。...

視点を変える

先日、ちょっと面白い話を聞いた。子どもが絵を描いた。とても上手に描けたので、お母さんに見せようと「ねぇねぇ見てみて!」…とお母さんに言うとお母さんは揚げ物中。「今、揚げ物してるんだからあっちに行ってなさい!」…と叱りつけるように言われて…お母さんに拒否されてショックを受ける子もいれば…(お母さんって私のことを大事に思ってくれてるんだ!)と思う子もいる。表面的な事実だけだと…叱られてショック(T^T)だけど、...

壁を乗り越える

何かしら物事が起こった時には…「この出来事は何故起こったのだろう?」と思うようにしてるいる。視点を変えてみたり…内観してみたり。そんな事をくり返していたら理不尽なことが起こっても【怒る】と言うことは無くなった。“怒りを抑える”ワケでもなく。。結局、起きた出来事って自分自身の人間的成長だとか乗り越えるべき人生の課題だったりすることが多い。...

しゃぼんだま(仮題)

背景の地塗りをして…色を重ねていっています。100号をかいているところのライトは絵を描くライトと変えてなく自然光の下とライトの下では色合いが違って見えるので…なるべく昼間の自然光の下にて作業してます。小品は自然光に近いライトにしてるんですけどね。。光は重要だなぁ…と思います。...

筑後川

昨日はとても天気が良かったので…筑後川沿いを上流は吉井から下流は大川まで行って見た。7−8年前、菜の花の筑後川を描いたことはあるのだけど…ふと、又描いてみようか…という気になって取材。久々にいった筑後川、特に久留米より上流は堤防工事で景色が一変していた。遠くに見える耳納連山は変わらないのだけど、筑後川を染めるように咲いていた一面の菜の花は見当たらず…一部に名残が残っている程度。。吉井の辺りで折り返して...

感謝!

応援して下さってる方よりお花を頂きました(*^_^*)お花は大好きなので、頂くのは嬉しいし…元気が出ます。こういう個展期間中以外に頂くお花はイメージに繋がったりアレンジしなおして描いたり出来るので…凄くありがたいです。。背景の絵は100号の下塗り中。。...

ツナグ

今日は最近観た映画の話。“ツナグ”という映画をDVDで観ました。。“ツナグ”と言う死んだ人に会わせてくれると言う架空の使者。その使者に頼んで死んだ人に会いたいという人たち。それぞれのエピソードに涙、涙でした。。会いたい人が…母親だったり親友だったり恋人だったり…人生に一度だけ、死んだ人に会わせてもらえるなら…私が会いたい人は誰なのだろう?私が死んだら、一生に一度の願いと引き換えに会いたいといってくれる人がい...

100号の絵

先週の画像ですが…やっと100号に取り掛かりました。去年の個展の際に描いた「やさしさに包まれたらなら」30号を100号に描いています。。このシリーズはコレで3作目。。幸福感に包まれるような絵を目指します。。...

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桑水流みき

Author:桑水流みき
桑水流(くわずる)みき
鹿児島出身。福岡県在住。

独特の弧や曲線の美と平面による再構成に精神世界(Spiritual World)を織り込んだ絵画的表現で純粋芸術(FIne Art)を追求しています。

1994~1999年アメリカの大学と美大(MC&MICA)にて絵画 (Fine Art)を専攻。帰国後、日洋展(2003年~)と2006年以降、福岡、東京、鹿児島、長崎、熊本、大分など。。百貨店・画廊にて個展中心に活動中。(大丸福岡天神店,山形屋,鶴屋,大分トキワ、山下画廊など)日洋会会員。福岡文化連盟会員。

☆HPはhttp://www.kuwazuru.com
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