profile

miki

Author:miki
桑水流(くわずる)美樹
鹿児島出身。福岡県在住。
無所属。

1994〜1999年アメリカの大学と美大(MC&MICA)にて絵画 (Fine Art)を専攻。帰国後、2000年より日展評議委員の岡田征彦先生に師事。2003年日洋展初入選、以後毎年入選。2006年以降、福岡、鹿児島、東京にて個展。

写実を基礎とした人物、静物、風景などを独特の弧や曲線の美と平面による再構成に、精神世界(Spiritual World)を織り込んだ絵画的表現で純粋芸術(FIne Art)を追求しています。

私の制作する絵画があなたの心の癒しになればいいな…

HPはhttp://www.kuwazuru.com


What's new?


monthly archives


comments


track back


classified


log


にほんブログ村 美術ブログへ

薄紅の薔薇

薄紅の薔薇


赤背景の薄紅の薔薇とは雰囲気が違うけれど…
これも「薄紅の薔薇」デス。

ピンクと言う名前より…
薄紅という言い方の方が好きです。

実はこの薄紅の薔薇の下には母子の絵。
この薄紅の薔薇は…
プレゼントを貰ったみたいな気分で買った花をモチーフに描いています。

更に…描いている時には…
いっぱいの感謝の気持ち。

スゴく嬉しい事に気付いて…
心いっぱいの感謝の気持ち。

花言葉の意味は何度も描いているけれど…
薄紅の薔薇の花言葉は「温かい心」「満足」「感謝」「上品」
白の薔薇の花言葉、「心からの尊敬」「無邪気」「純潔」

私は薔薇が好きで良く描く。
薄紅〜白の間の色合いを良く使います☆

恋する天使

恋する天使
今回の銀座の個展で一番大きな作品(F50) になります。

この絵の下には母と子、それに天使のようなKaty(と言うモデル)…
といくつもの想いの重なった絵なので、薄塗りに見えるけれど…
実はと〜っても重厚な塗りです☆

個展の際にはお近くに寄ってシゲシゲと眺めてやって下さい。

最終的なイメージは美術モデルの女性。

彼女と数ヶ月ぶりに対面したとき…
謙虚て真面目で礼儀正しい女性なのだけど…
久々にお願いして「あれ?」と思ったの。

明らかに体型が違う。
引き締まってメリハリがつき…
でも、何よりもオーラと言うか…空気が違う。
「最近、運動してる?」
「ハイ。週に一回程ですけど…」
「そっか〜…。なんか締まったね〜。しかもメリハリがついて締まって来たって感じ。ウエストから腰のラインが女性らしくてとっても綺麗になったね〜。」

でも、体型が違うだけじゃなくて…
何だか空気(オーラ?)も気になった。

何と言うか…
描く意欲を触発されると言うか…
なんかこう…優しい感じ?
艶っぽい女性らしさと言うか…
なんか描く事に集中出来ると言うか…

なんか、緊張感は在るけれどリラックスしていて…
でもって…暖かい…とてもスゴくイイ感じの空気。

「最近どお?彼氏出来た?」
「いえ。あまり変わらないですよぉ〜」

と、はじめはチョット照れ臭そうに否定してしてたけれど…
よくよく聞いてみると…
彼氏未満なのか彼氏なのか…
微妙な関係の人が居るコトを話してくれた

最近の彼女は急にモテるようになったらしい。
モテオーラが出てる??
でも、確かに空気が違う。
なんか…以前…Katyを描いたときに似てる…

「恋すると女性ホルモンが出ると言うし体型も女性らしくなる、とはよく言うよね〜」
…と彼女に言うと
「そうなんでしょうかね…?でも最近体調も良いんですよ」
とニコニコしながら言って居た。

体調だけではなく気持ちもとても前向きになっていて…
久々に会う彼女は表情も笑顔もキラキラしていた。

ある方にKatyを描いたときその話をすると…
「きっと、その時…芸術を司る天使が舞い降りて来てたんですよ」
と教えてくれた…
以来、そういう空気で描けた時だけデス…☆

舞い降りて来た天使の幸福感とか…愛とか…

感じてくれるといいな☆

…という作品です♪

人物画のデッサン

P1000078.jpg

携帯で撮った画像なので…
判りづらいかもしれませんが…
(PCの場合、クリックすると大きくなるようです。)

裸婦を描いています。
モデルは美術モデルさんで…
今回の個展のDMに使わせて頂いた女性です。

私が描く絵って…写実的ではないので判りづらいかも知れませんが…
大体、最初は写実的なデッサンから入ります。
キチンと見て描いて…立体を掴んだ上で再構成する作業に入ります。
『実物を見て描く』事をしてるので、平面的な絵の中にも立体が構成しやすいです。

ちなみに…アメリカに居た頃から「Figure」は好きで…
裸婦のクラスを3年近く取りまくりました(笑)
今はたまに美術モデルさんにアトリエに来て頂いて描いています。

それと、描く時には…
気持ち良い信頼関係を築ける方を作品にしたいなぁ…と思っています。
この女性もとても謙虚で礼儀正しくて良い人です。

母の愛… 後編

200810.jpg


女性って…自分の身体の中で子どもを育てて…
死ぬ様な想いをして産む…
赤ちゃんを産まない選択もあるけれど…
「産んだ」と言う事だけでも母親の愛情と言うのは在ると思う。
我が子の声を聞いて…「あ、無事に産まれたんだ…」って感激する。

現実味がなくて夢の中の出来事みたいだったと言う感想もあるけれど…
とにかく我が子に対する愛情が在るから、子どもを産む。

でも…子どもを育てると言う事はとても大変な事で…
日々の些事で子育ての大変さに大切な事を見失う事もある…

母の思い出…と言えば「かわいげがない子」と呼んでしかめっ面をしていた母の顔…
そういう友だちが…私の絵を見て感想を送ってくれました…
(詳細は前編)

___________________

優等生だった姉に対して落ち着きもなければ協調性もないいわゆる「いい子」「育てやすい子」と呼ばれる枠からはかなり外れたところにいる私をなんとか「普通」の枠
に収めようとすることで面倒ないざこざを回避させようと、あえて厳しくしていたのだということが…自分が母親になってわかるのですが、そのときはそう思えず、思春期に入っていじめにあい、気持ちがかなりすさんでいる頃と前後して家庭の事情や更年期障害でうつ病になって自死した母を「死ぬことで逃げた」と恨み、自分が母親になったら少なくとも自分の子供は世界中の人間が自分を嫌いになっても親だけは愛を注いでくれると思えるようにしようとずっと思いつづけていました。

だから仕事より何より、自分は家庭を優先するんだと思っていました。
けれども結婚し、子供が生まれての初めての子育ては全くそれとは違うものでした。

子育てにおける肉体的精神的苦労は育児雑誌などに山ほど載っているので割愛します
が、(たいていそのどれもが当てはまるものです)何より自分にこたえたのは初めて
の子供である上の娘が自分にあまりにも似ていたことです。
なんとか自分のようないじめにあったりしないようにと、性格にコンプレックスがな
ければ(いまだに人付き合いは苦手です)目くじらを立てるようなことではない些細
なことでもしつけと称して厳しく注意し、気が付けば朝から晩まで怒鳴り散らしていて時には手を上げるような(母は私に手を上げたことだけはありませんでした)母が
自分に対して取っていた態度よりはるかに厳しい母親になっていました。

愛情なんてどこに行ったのだろう、それでも自分を好きだといって抱きついてくる娘
を疲れているときは疎ましいとさえ思うような冷たい母親になぜなってしまったのだ
ろうとずっと自問自答しているときにふっと見たのがmikiちゃんの「母と子」の
絵でした。

その絵には目や鼻といったいわゆる顔のパーツがありませんでした。
(あるのかもしれませんが、例によって絵心のない私にはわからないんです。すみま
せん)
子供と一緒にソファに腰掛けている、その絵はいったいどういう表情をしている
のだろうとぼんやりと考えました。

これと同じポーズを私は娘と何度もとっている、一緒にテレビを見たり、絵本を
読んだり、あるいは何もせずにお互いの顔を見合ったり。

そのとき私と娘はどういう表情をしているのだろう。
振り返って、絵本だけはよく読んでくれた母と自分もこういうポーズをとってい
たことがあった。

そのとき母と私はどういう表情をしていたのだろう。
そう思いながら小さいパソコンの画面の中のその絵をずっと見ていました。

娘が眠っている早朝のことでした。
その朝は娘が起きたとき、少しだけ優しい母親になっていました。
(まぁ一時のことで、幼稚園に行く支度が遅いとすぐにガミガミ怒鳴りつけるい
つもの怖いお母さんになっていましたが…苦笑)

何度も言うように「良い絵」というものが何なのかいまだにわかりません。
ただ金銭的な価値、もしくは世間的な評価と絵の良し悪しは比例しない、このこ
とだけは言えると思います。

mikiちゃんもそのことは覚えておいて欲しいと思います。
これからも自分の納得できる絵を描きつづけてください。

であであ。

_____________________

このメールは私の中で宝物のヒトツです。

次回は、この「母と子」を描いた時のいきさつを紹介しようと思います。

母の愛… 前編

200810.jpg


この「母と子」の絵を見た友達からメールを貰った…。
絵を見て彼女が感じた事が嬉しかったので紹介します。
(了承を得て転記して居ます。)


_____________

今年(2007年)に入った頃からA子さんからmikiちゃんのブログがあると聞いてよくのぞいていました。
コメントしたことはないですが…。
自意識過剰な性格なもんで、ブログを読んだり絵を見たりしたときに感じた「あ、この絵。好きだな」「これ、実物見てみたいな」「そうかぁ、mikiちゃん、今こんなことしてるんだな、頑張ってるんだ」「すごーい、有名人がコメントしてる。」←(これは関係ないな…)といった単純かつミーハーな感想なんてねぇ、どうせならもっと気のきいた事を思いついてからにしようとずっと引き延ばして今に至る。ってわけです。

自分が絵というものがわからないということで、的外れなコメントして「何言ってんの、この人」と思われるのもイヤだな、というのもありまして(苦笑)コメントしてる人たちっていうのが皆さん多かれ少なかれ絵心がある人のようなので…。

ぶっちゃけて言えば自分は絵のよしあしというものがわかりません。

絵画展に行っても美術館で名画と言われているものを見ても「あ、これきれい」程度の感想しか持てなくて、子供の落書きをピカソの絵だと言われて見せられると「やっぱりピカソだ」と思うタイプです。「ゴッホの絵が六千万」というブログを読んだら、家賃を払えなかったゴッホが荷車いっぱいの絵を大家さんに持っていったというエピソードを思い出して(こういうくだらないことは知ってる…)これが残ってたら全部でいくらになったと思いますか、といったコメントを真摯な姿勢で絵に取り組んでいるmikiちゃんが読んだら怒るでしょ。

(miki:怒らないよ〜)

だから今までmikiちゃんのブログは見るだけにとどめておいてあえて感想は言わないでおこうと思っていました。

ただ今回、一度ぐらいは逆に何も絵のことがわからないミーハー人の感想を言わせてくださいね。

私がmikiちゃんの絵の中で一番好きなのは「母と子」です。

ちょっとここで自分の話をさせてもらいます。
mikiちゃんは覚えていないかもしれませんが、以前上の子が小さかった頃私に「また仕事するの?」と尋ねたことがあります。
そのとき「子供の手が離れたら」といったことを答えたはずです。
それは間違ってはいないと思います。
おそらく下の子が学校に通うようになった頃、何かしらの仕事はしていくことになると思います
ただそれはmikiちゃんのように好きなことをする、仕事をしていくことで自分の生きがいを見つけていくといったことではなく、単に家計を助ける為です。
だから仕事は何でもかまいません。
それも家事に支障がない程度、子供が帰宅する頃には家にいたいといった典型的なパートタイムジョブです。
自分が仕事をしなくてもやっていけると判断したらそれもしないかもしれません


それは今の私は自分の家庭を一番大事にしたいと思っているからです。
私は今も昔も自分の性格に大きなコンプレックスを抱えています。
それゆえに自分の母親から十分な愛情を受けたという記憶がありません。
記憶にあるのは「かわいげがない子」と呼んでしかめっ面をしていた母の顔だけです…

(つづく)
「絵画を鑑賞するのって苦手」
     とか
「アートって良く判らない…」

そう言われた時、私は…
「アート鑑賞って料理を食べるのと同じですよ」
…と言う様にしている。

“とにかく色々な味を経験する事。”
そして、自分の感性で…
“この絵、好きだな”とか“この絵、苦手だな”
…と思いつつ見て構わないと思うんですよね。
色々な絵を鑑賞して…
とにかく自分の中に沸く感覚を楽しむ

それがアートを鑑賞するコトの基本だと思うんですよね。

お酒だって…
はじめは味も価値も判らない。
でも、とにかく味わって行くうちに「楽しみ方」が判る。
料理やお酒もうんちくが判らなくても「楽しむ」コトが出来る。
うんちくは好きなものが出来てから…
色々と調べて行くと良いと思います。
とにかく先ずは楽しむ事だと思っています☆

はじめは「アートって判らないし、苦手」と言っていた友人が…
個展を見に来てくれて…
初個展の時には何気に絵を眺めるような感じだったのが…
二度目の時には一点一点の作品の前で…
その世界を味わう様に鑑賞してくれて…
感動を話してくれて…感激した事があります。

いろいろな作品を味わって「好き」と言う作品が在れば…
その作品の前でジッと立ち止まって…
その世界を鑑賞して行くのも良いと思います。

その作品の何処が好きなのか…
どうして好きなのか…
なぜ気に成るのか…

ハッキリと言葉に直せない感情でもいいから…
好きな絵には…自分の中に「何か」を感じると思います。
その想いと一緒に作品を鑑賞したら良いと思います。。

友達から作品鑑賞の思い出深いコメントを頂きました。
私は、その感想を頂いて涙が出そうでした。
転記を了承頂いてるので…

次回の日記で紹介します。



アーティチョークの在る風景



銀座の個展まであと1ヶ月なんですよ〜…
ひゃあ…(汗)って感じです。

【個展】って「自分だけの作品」じゃないですか?
だから…初めて個展するって決めた時に師匠から…
「そっか〜。頑張れよ。恐いぞー」って言われました。

不安にもなりますよ、そりゃあ〜ね。
今回東京は初だし…
作品発表の場として個展をしているけれど…
誰にも見て貰えなかったらどうしよう(>-<)
…なぁんて思い出すと不安になります。

一生懸命、自分なりの【芸術】を追求してます。
でも、芸術って言語と同じで…
発信側の言葉を理解出来る受信者が居る訳で…
来てくれる人が多い程、【受信者】に出会う確立も高くなる。

だけど…
そこに住んでいない場合って…
どう…知って貰えば良いんだろう?

もし…
アナタが私だったらどうしますか?

個展が決まり…
このキャンバスに男性モデルの背中を描いていた。
カタチを決めて…でも、それ以上描き進める事が出来ずに居た。

そんな頃…
デッサンを整理していて彼の両親から貰ったカレンダーが出て来た。
彼の描いた水彩画を使って作った1999年のカレンダー。
デッサンのポートフォリオ(作品集)の間にはさんで大切に取ってあった。

彼が生きている頃、私と絵の話をしたことはなかった。

お仏壇の前で彼の両親が、私が絵の勉強をしていると話した時…
『本当は息子も絵の道に進みたかったと思うんですよ。だけどね、絵では食って行けないから、絵は趣味で描こうと思ったみたいです。』
と彼の両親。
『でも、こんな事になるなら…本当に好きなことをさせてあげたら良かった…』
…と泣いていた。
彼の遺した絵で彼の両親がカレンダーをつくって…
私にも一部わけてもらった。

とても繊細で優しい色使いの彼の描いた絵を眺めながら…
亡くなった友人の事ばかり考えて居た…

背を向けたポーズに亡くなった彼を重ねた。
もう二度と向き合って話す事も無い…
もう二度と会えない友人…

悲しいくらいに美しい蒼い空と真っ白な光を放つ満月の日…
彼は旅立った。

“恐い位に美しい満月だった”と彼のお母さんも言って居た。

亡くなって7年経った今でも訃報を聞いた時の夜空は今でも鮮明で…。


私はこの絵の前に同じ構成で写実の絵を描いている。
写実では、生きている友人をモデルに描いている…

写実を元に写実を離れて再構成したこの絵には…
モデルの姿に亡くなった友人を重ねていた。
亡くなった彼は…
私を含め彼に関わった生きている人の心に生きている。
今でも彼は心の中で生きているから彼の姿を残したい…
そういう想いを抱えて画面に向かっていた。

レクイエム


2006年、地元での初個展会場に亡くなった友人の両親が来ていた…
両親の姿を見たときはとても嬉しかった…。
「今日は来て頂いてありがとうございます」
と御礼を言うと…
「今日はT(息子の名)と一緒に見に来ました。」
と言って貰った。

レクイエムは彼が亡くなって…
彼のコトを描きたいと思って7年経って…
やっと表現出来た作品だったから彼の両親に見て頂きたかった。

「T君の存在を絵の中に残したかったんです…
 色は…あの日の満月の夜空です。」

ご両親は…
「あの満月を覚えていてくれたんですね。」
「Tを絵に残して頂いて…ありがとうございます。」
…と感激して頂いた…

見て頂けて…
本当に嬉しかった…。
レクイエム


男の人の背中をモチーフにして…
2人の男性が描いています。

ヒトリはモデルをしてくれた友人。
もうヒトリは亡き友人。
2人とも、とても大切な友人…

今回は…
絵にまつわる亡くなった友人の事を書いてみようと思う。

正確に言うと…
彼は友人の弟で、私よりも少し年下だったのだけど…
渡米前、絵の勉強をはじめるずっと前からの知り合いで…
まるで年上の様な感じに私の事を「美樹ちゃん」と呼んでいた。
時々、私の恋愛相談にものってもらったりした事も覚えている。

1998年。
アメリカで美大生だった私は彼が病気で入院している事を知った。
“会いたい!”と思った私は三年ぶりに日本に帰国し見舞いに行った。

お見舞いに行くと彼は「美樹ちゃん、ひさしぶり!」
と満面の笑みで迎えてくれたけれど…
髪の毛は抜けていて…治療の辛さも伺い知れた。
でも、つらさを微塵も見せる事なく
お見舞いに来た私に、ジュースを薦めてくれたり…
明るく振る舞って…わずかな時間を明るい和やかな空気で談笑した…
話した内容については詳しく覚えていないけれど…
最後に「またね。」と言って笑顔で別れた。

病室を出る時、振り返って最後に見た彼の笑顔は…
今でも鮮明に脳裏に焼き付いている。

私は、笑顔で普通に振る舞いながら…
泣きそうになるのを悟られまいとしていたけれど…
ドアを出て彼と別れたあとにポロポロと涙がこぼれた。

「またね」が来る事は無かった。

二ヶ月後に訃報を聞いた。

国際電話で訃報を聞いた時は時差があり夜だった。

空は蒼く白い満月がとても美しかった。
美しい月の白と空の蒼さが美しくて悲しかった。

でも…その頃の私は…
その事を表現出来るだけの力がなく…
月日だけは過ぎて行った(続く)
2008/2/22


初公開!(w)
はじめの一歩…キャンバスの下準備デス(^-^)

赤の地塗りに金箔を貼っています。
金箔はこの後、削って減らして行ったり…
絵具を重ねて行ったりすると思うのですが…

現段階はまだ下塗りの状態と同じ。
画面に何を描こうかなあ…とか考えたりするのだけど…
今の所は…多分、まだ…
薄紅の薔薇かなあ。

絵の進行って…
自分でもホント読めないの。
毎日描いても作品が出来ないこともあるし…
急にフッと作品が出来ることもあるの。

地塗りをして…重ねて、重ねて…って感じ。
極端に違うイメージの絵は重ねて描かないけれど…
始めは違う構想で途中からイメージが変わることもある。

そういう場合は重なり合う色合いが微妙で
美しさも増して来たりするので…
その「美」を活かすように工夫したり…。

紅と金の対比を活かせたまま…
この上に造形出来るといいな。

白い薔薇

rose76.jpg


白の薔薇の額縁が出来上がって来ました☆

白のとても綺麗な彫りのあるモールディング(縁のこと)と…
ちょっと凝った金のプロフィール(と言うのかな?)が内側に入っています。

母子像

P1000070.jpg



母に抱かれ寄り添い眠る子供を描いています。
最初…聖マリアがキリストを抱いている彫刻をモチーフに描こうと…
某教会の母子像をデッサンしたけれど…
“リアリティ”が無くて描けずに…
そのまま休筆の状態のキャンバスで1年近く放置。

面白いもので油絵と言うのは時間を掛けて何層にも重ねたり…
時間を掛けて色合いが深みを増して来たりするんですよね。
なので、私のアトリエには描き途中のキャンバスが多数あります。
いつ描けるのか、完成するのかホント自分でも判りません。
“インスピレーションを得たとき”としか言いようがナイんですよね…

さて、この母子像…なんだか続きを描きたくて…
昔の母子のシリーズのデッサン(実際の母子や自画像等)を見直していたら閃きました☆
”あぁ…そうなんだこの感覚!!”

胸がいっぱいになりながら…そのデッサンを元に描きました。
我が子を愛おしく思う想いと無防備に全てをゆだねて寄り添い眠る我が子…

母子の愛は“無償の愛”のカタチだろうと思います。

パソコンの画像って金箔や油絵の具の微妙な色合いが再現出来ないのが残念だけど…
我ながら…とても綺麗な色合いなんですよ〜

ぜひ鑑賞して頂きたい一点♪
自分に向けられたお母さんからの愛情や…
(子どもの居る方は)我が子に向ける愛情と…
重ねながら鑑賞して頂けたら嬉しいです。

Expression

Expressionと言うのは辞書的には「表現する(される)事」なのだけど…
このことは意識しています☆

ちなみに、私は絵を描く以外は割と行動的&社交的な方だと思うんです。
積極的に人と関わるようにして居ます。人が好きです☆
基本的に性善説なので…
「人間、誰しも悪い人は居ない」と思って接してるんですよね。
(それでも、たまには判って貰えない人も居るけれど…(汗))

人と関わる事で、自分の中に色々な感情が芽生えるし…
(私の周りは素敵な人が多いので…心がほっこりする事が多いです。)
それを良いカタチで表現したいなあ…と思っています。
自分自身の中に感動が在ってその感動を絵画的に表現したいと思うし…
キャンバスの中にひとつの世界を創造したいと思うんです。

見たものを見たままに写生するのは割と簡単。
(本物以上に描くのはかなり高度な技術か居るけれど)
だけど…それを自分なりに再構成して描くと言う事が難しいなあ…と思います。
“表現したい”と言う気持ちが自分の中に在る時は描けるけれど…
なんだかナァナァな時は描けないの。(アタリマエだけど)
だから、常に心が色々な事に柔軟で在りたいなあ…
…と思っています。。
数ヶ月ぶりにホットヨガをして来ました。

すごく湿度や温度が高い中でヨガをするんですが…
汗がダラダラ出て…
なんだか汗と一緒に気持ちも浄化されるようです(笑)
なんだかヨガの後って…
結構、心の迷いや曇りな気分が晴れる出来事を呼び寄せるみたい。

ウツってほど沈んでいた訳じゃないけれど…
今朝は、ちょっと気持ちが曇り空だったの。


個展に向けての作品は大体OKなんだけど…
その先の事も考えて頑張って行かねば…、と思っています。
先の先の事を考えてちょっと不安もあって…

でも、きっと「大丈夫」。。。

例えば目標が数百キロ先で…。
とてつもなく遠く達成するのが無理のような気がして…
でも、一歩足を前に踏み出すのを躊躇していたら…
絶対に到達するのは無理。
だけど…大切なのはまずは前に進もうと足を進める事。
前に歩こうと思って、実際に足を前に踏み出す事が大切なんだよね…
到着するかしないかを懸念するより、とにかく先ずは前に進もう。



これからも躊躇する気持ちや不安な気持ちが…
汗と一緒に流れて行くように…
ヨガは続けて行きたいなあ。
薄紅の薔薇2


2作目でシリーズと言うのか判らないけれど(笑)
“薄紅の薔薇”の二作目です。

とても想い入れが強く…
大好きな作品。

今日、九州画廊の社長の所に久々に顔見せに行った時にこの作品を持っていった。
長年画廊を経営していた頑固な方だけに…
厳しくてイロイロとハッキリと言われる。
中途半端な作品でも持っていこうものなら「ダメ」って感じ。

でも、この作品は作品も額についても好評価。
「サムホール(と言うサイズ)なので◯万円で展示する予定です。」(1ケタ)
と言うと…
「安過ぎる。20万でも売れる!額もタダじゃなかろうが?」
…と言って頂いた(笑)
社長の場合は1号数十万円〜百万する作家さんや超著明な絵描きさんも扱って来た方だから…。
でも、カケダシの私に…いきなりこのサイズに数十万つけて展示なんて畏れ多い(苦笑)
まあ、褒め言葉として有難く頂戴した。

社長は「その値段やったら、みる人が見たらすぐ売るっぞ。(売れるよ。)」
としきりに言って居たけれど…
売れたら嬉しいけれど…正直言って淋しい気持ちの方が大きいんだよね。
前回の“薄紅の薔薇”も手元を離れて行った時はせつなかったし…。

「でも…この作品…特に好きなんで…手放したく無いんですよね…」
…と社長に言うと…
「出来の良い作品はみんなに持って貰った方がよかろ〜が。(いいだろう、と言う意味)」
と言って居た。

今の心境的に…薄紅の薔薇のシリーズはまだもう少し描けるかもしれない。
でも、この絵も小さいのに1枚仕上げるのに半年掛かってるし…
(心境次第で全くこの絵を手掛ける気も無くなるし…)
今後、何枚描けるか判らないし…
次回も完成まで辿り着けるか判らないんだよね…

今回は前回の「薄紅の薔薇」に似た額縁だけど…
もしかしたら次回は全く違う雰囲気の額縁になって
作品の雰囲気も違う仕上がりになるかも知れないし…
自分でも全く読めない。 
展示して見て欲しいけれど…手放したくないような…複雑な心境の1枚。

Happy Valentine Day

20080214164605


Happy Valentine Day!
いかがお過ごしでしょうか☆

日本だとチョコレートを贈る習慣があるバレンタインだけど…
気軽に日頃の感謝の気持ちを表すのに良い機会なのかな、と思うようになりました。
チョコレート売り場はお祭りのようです☆

でもね、本音は欧米式の方が好き☆
男性からも大切な人に薔薇の花やプレゼントを送るんですよ。
20080213092815
初モブログです。前回の額縁の残りにてコースターを作ってみました
旧アトリエの内装工事に来ていた大工のモリタさんに道具をお借りして表面にヤスリかけて、さすがに切るのは出来ないので切って頂きました
さらにジェルの透明ニスを塗って裏にコルクシートを貼りました
材木そのものの色合いだけど、赤みのある中心に白っぽい縁のコントラスな色合いがお気に入りです。
比較にマジックを置いてますが…結構小さいでしょ?(ってか、普通のコースターの大きさだけど。)
堅い材木な(らしい)ので、薄くても丈夫!…かと思います。たぶん。

絵と額縁

初個展後に『レクイエム』で額縁の重要を実感して…
絵に合わせて…額縁の事も慎重に考えるようになりました。

そう思うようになると不思議なもので…
応用の利く額縁店との出会いもあり…
そこの額縁店のお陰で、選んだ材木から作ってもらった額や…絵に合わせてフルオーダーで制作して貰った額もあります。

でも…絵に合わせて額縁を替えると言う事は…一枚一枚の額のイメージが全く違って個展で並べた時に統一感がないのかなあ…?
それに一枚一枚に手を抜かないと言うのは、それだけ額縁にコストも掛かるし…
利益は全くなく材料費程度で採算が合うか合わないか…と言う現状では…
コストを掛ければ掛ける程スポンサーであるDAN(DANな=旦那)に甘える事に(><)
そんな話をDANにすると…
「絵が違うんだから額縁を替えていいんじゃないの?似た様な絵ばかり描くんだったら額縁も統一していいかもしれないけれど、一枚一枚の絵が違うんだから額縁も違って当然では?」
…と言う。
「でも…それだけコストも掛かるんだよ?」と言うと…
「コストは気にしなくていいんじゃない?そんなの後からついて来るものだよ。」
…と言われてチョット肩の荷がおりました。

「絵にとって額縁は女性にとって洋服のようなもの」とギャラリーや数十年活躍している他の画家など…専門の方々に異口同音に言われている。

“女性の洋服の様なもの”と言われると娘に晴れ着を着せてあげたいと思うし…
実際に最後の最後(額縁)まで手を抜かない作品は…
判る人に判って頂けるので、嫁入り(購入)して貰って居る気がします。

風浪宮例大祭

風浪宮例大祭の『裸ん行』を見て来ました。
…と言えカメラを忘れてケータイだけだったので、見せ場である締込み姿の男衆がたいまつを持って歩いている姿は撮れなかったんですけど。
新聞記事で見れます<こちら

私は初めて見に行ったけど…
なかなか見応えがあってとっても良かったです。
地元では有名な行事みたいだけど…全国区はおろか福岡県でもそれほどメジャーじゃないのか、駐車場も楽にとめれました

現地についたのは7時半。
それからしばらくすると寒い真冬の夜に邪気退散と言う大うちわやたいまつをもった集団が「おっしょい、おっしょい」とやって来ました。
(正確には「わっしょい」らしいけれど、「おっしょい」と聞こえるの。)
メチャメチャ迫力があってこういう伝統行事って日本男児らしくて見応えがありました。

下記は最後に神社に辿り着いておはらいをしてもらうときの写真です☆

裸ん行


神社にておはらいをした後は皆さん早々と退散したみたいです。
寒中に締込み姿で寒く無いのかな〜って感じだったけれど、解散後にそれぞれが寒そうに背中を丸めながら帰って行っていました。

下記は裸ん行に合わせて地元の方々が手作り灯籠を作って展示していました。

裸ん行


町内会の方々にすっかりとけ込んで楽しかったです。

引っ越しました

よぉこそ〜。

こちらに引越して来ました。
いや、なにね…
以前のブログがアダルトなカキコミが入る様になって…
しかもカキコミ拒否の設定がナイのでこちらにしました。

まだまだ慣れないので…
どうか良く判らないのだけど…
とりあえず今年度からの記事だけ引越してみました。

ここは携帯からもアクセス出来るみたいです

続きを読む »

知り合いになった材木屋の佐藤さんの紹介で行った別の木材屋さんにてRosewoodを購入しました。
佐藤さんの利益にならないのに「材木屋は仲間だから」って超親切にイロイロと材木屋さんをアチコチ紹介してくれました!!ココをご覧になってる事はナイと思うけれど、ほーんと大感謝!!

見つかった材木はまさにイメージ通り!!
やっと見つかった〜〜!!!!って感じです。

ローズウッドと言う種類の材木でした。
別にローズが好きなのでローズウッドにした訳じゃないんです。
見て廻った材木のなかで、惹かれた木がたまたまローズウッドでした…。

ネットで調べるとローズウッド (Rosewood) は南米に自生するクスノキ科の樹木だそうです。
フランス語名であるボアドローズ (Bois de Rose) で呼ばれることも多いそうで。
心材のチップを水蒸気蒸留することにより精油を得ることができ、これが香料やアロマテラピーに利用されているそうです。ローズに似ているのでROSEWOODと呼ばれているらしいのですが、紫檀とも言うそうです。
ちなみに香油の効能は「精神的に落ち込んでいるときの高揚作用や仕事や勉強の時の集中力向上」等があるそうです☆
Rosewoodって材木はちょっと特殊な高級材木なので…
“今ではローズウッド自体が入手困難で木材の宝石みたいなもの”
と形容しているサイトもありました♪
さらに、その入手困難な素材の中で…
天板として売っているものは多々あれど…
丁度良い色合いと大きさのものを探すのが超難しいの。
半年間毎日探して…と言うのは嘘ですが(笑)
…結構何度も大川方面に足を運びました。


で、その材木を持って…そのまま額縁屋さんへGO。

木は…無垢素材で継ぎ足してない一本の木なのに…
端は白っぽく中心に行く程赤みある色合いで紫の模様。
自然の持つ木の色合いのコントラストがとても美しくて…
その木の素材を活かした額縁で、かつ油絵を魅せるものにしたい旨を伝えました。

社長の内藤さんはその道、何十年かで、かつ、流石に大川のご出身…
「いい木だから、この木を活かして…」と伝える前に言って下さいました♪
社長さんにお会いするのは数回目なのですが、
職人気質の方らしくて…とっても的確にイメージを掴んで頂き大感激。

社長さんにも「(材質の良さが)判る人には判るよ。」と言って下さいました☆

シンプルだけど質の良いものに仕上がると思います。。
今日の話では額縁の出来上がるのは一ヶ月半後くらいかなあ…
個展に間に合うとは思うんだけどね。。

額縁も絵も…正真正銘、世界に一点モノになるだろ〜な〜(^-^)と超楽しみにして居ます♪♪

今までも何度もオーダー額は作って頂いて居るんだけど…
市販のモールディング(と言って額縁の周りの木の部分)から選んでオーダーする額は…
「全く同じものを作って!」と頼むと全く同じモノが作れると思うんですよね。

絵の一部として額縁を扱いたいワタクシとしては…
同じものが安々と作れるモノよりは1点モノにこだわりたいんですよね。

本物が判る人には判って貰えるし…。

Powered by FC2 Blog