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miki

Author:miki
桑水流(くわずる)美樹
鹿児島出身。福岡県在住。
無所属。

1994〜1999年アメリカの大学と美大(MC&MICA)にて絵画 (Fine Art)を専攻。帰国後、2000年より日展評議委員の岡田征彦先生に師事。2003年日洋展初入選、以後毎年入選。2006年以降、福岡、鹿児島、東京にて個展。

写実を基礎とした人物、静物、風景などを独特の弧や曲線の美と平面による再構成に、精神世界(Spiritual World)を織り込んだ絵画的表現で純粋芸術(FIne Art)を追求しています。

私の制作する絵画があなたの心の癒しになればいいな…

HPはhttp://www.kuwazuru.com


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古典絵画

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ジョルジョーネ、エルグレコ、などのルネサンス時代からカラバッヂオ、アルミテジア、ルーベンス、プサン、ヴァン・ダイク、ベラスケス、レンブラント、フェルメールなどに代表されるバロックあたりの古典絵画は特に好きです。

…だから、古典絵画的技法で絵を描く事もあります。
もう完成した作品として発表する事はないけれど…。

古典絵画の技法はとても奥深いモノだと思う。
現代においては古典絵画的技法を追求して描いた絵は「写実」と形容される。

写実的に描く事はカメラのない時代に権力者が画家を雇って肖像画を描かせる事は権力の象徴だったという。
産業革命後、カメラが発達して写真が肖像画家の描く肖像画にとって変わって、“絵画に求められるもの”が変わって印象派の出現、キュビズムの発見、さらに色々な方向へ分岐して現代絵画へと繋がって行く。

美大ではデッサンなどの基礎を重視される。
それはとても大切なコトだと思うし、デッサンや技法的なコトはプロは知っておく必要があると思う。(美大に通う事が必要と言うわけではなく独学でもいいので、基礎的なものは必要、と言う意味)

古典絵画と言うのは…
美術史の中で現代に続く流れのなかで基礎みたいなものだと思う。
美術館に行くと…印象派やモダンニズムなセクションは多くの人がいるのに、古典絵画のセクションには人が居ない…

でも、私は秘かに古典絵画も好きだし…
学生の頃だけど、研究して居た時期もある。

私の絵から想像もつかないかもしれないけれど。

売れる絵

“売れる絵”を描くのではなく描きたい絵を描いて欲しい…
…と言う事を画家を志した頃に言われたけれど…

実際に個展を重ねて見て思うコト。
正直言って「こういう絵が売れるだろう」と思って描いた絵は売れない。

私の場合の『売れる絵』って…
“自分自身が感動して描いて手放したくない絵”
…がお嫁入りしていく。


ポストカードやポスターのように…
手軽に買える値段ではないけれど…
手軽に買える値段ではないだけに…
観る人も描く者の【世界】を敏感にキャッチするのかも。

今は…花は薔薇。動物は猫。母子、女性、男性…(つまり人物)
静物は林檎、アーティチョーク、レモン、葡萄、ワイン etc...
風景は桜島を挑戦中。と言った所がマイブーム。
ごく普通のありきたりなものかを描いている。

最低限、自分の中での決まりは【自分の好きなもの】と
そのオブジェに込めたい【想いを重ねて描く】こと。
想いは様々なのだけど、“ポジティブな想い”に限定している。
(悩みや苦しみなどのネガティブな感情は自分の中で消化し噛み砕き客観的に表現出来るようになって表現するように心掛け努力して居る。)

静物画であっても人のイメージを重ねて…
大切な人たちに対する想いであったりする事が多い…
“魂”を込めて描いている。

一見、何の変哲もない絵。
絵を観るのに慣れてない人には“何を描いてるか判らない”と言われたりもするけれど…
特に奇を照らったモノでもないし、想像の世界でもない。
ごく在り来たりな身近なモノを描いている。

チョット前の話…
フレンチレストランに絵を飾ってもらっている。
オーナーさんから「お店に飾っている絵を譲って欲しいと言うお客さんが居るんだけど」と言う電話を頂いた。
オーナーの話ではお客さんは「薔薇の絵」をずっと探して居たらしい。
私の絵を見てイメージ通りだったと言っていた、と言う話。
来年の個展に展示しようと思って居たのだけど…
「買いたいと言うヒトには譲りなさいね。そういう人は大事にしてくれるよ。」と言う銀座画廊のオーナーさんの意見もあり…お嫁入りしました。

200807041046000.jpg


お金を出して買って貰えるのは嬉しいのだけど…
けれど、手放すせつない気持ちも在る。

娘をヨメにやる父親の心境…とは良く言ったものだと思う。



でも、この子(絵)は…とても気に入られて…
お家の中のイチバン目立つところにかけて貰っているらしいです。
来年度の銀座の日程確定しました☆

杉野氏のご好意で一週間に決まりました☆
2009年3月23日(月)〜29日(日)


頑張ります…ってか、頑張ってマス☆

プロの画家

プロの画家に関して以前話題にした時に、テレビや報道された時に「自称画家」となるか「画家」となるか、という意見に妙に納得したのだけど…(笑)

私自身は“プロの画家”で尊敬してる方々がいます。

公募団体に出品しているので、日本の画壇で大御所と接する機会が多く…
何十年も“画家”として生きて来ている方々の話はとても身が引き締まります。

先ずは岡田征彦師匠。

絵に対する姿勢がや生き方が半端ではないんです。
他の仕事をしたことがないと言う師匠は美大を目指すけれど不合格、独学や井出宣通先生の所に住み込みの弟子入りをしながら絵を学び、その後フランスに留学したりしたそうです。挫折や苦労も多々あったと思いますが…不屈の精神で、今でも日々努力をしている姿が画集や話の端々から垣間見えます。
「“若手を育てる”と言うのも僕の使命だと思う。」とそれぞれの弟子や教え子に対しても個性を尊重してくれています。
私は師匠の絵の研究会に参加しているけれど、会の参加者は様々。
だけど、とても皆に尊敬されて慕われているところに師匠の人柄や画家としての姿勢があると思います。

それと、塗師 祥一郎先生。
戦後直後の物資の無い時代にペンキに色を混ぜて絵を描いた話や苦労して来た人生を聞くと頭が下がる思いです。実際に話をしたのは一度だけだけど…若い頃からずっと絵描きで生きて来たと言う話がすごくかっこいいなあ、と思います。しかも、人柄もとっても素敵。
“実るほど、頭を垂れる稲穂かな”を地でいく様な絵描きさんです。

他にも、中山忠彦先生、内山孝先生、ミズテツオ先生、西野和男先生…
ホンの少しだけ話を伺った程度なのだけど、それぞれ画家として何十年も生きて来られた方々と言うのは絵に対する姿勢にどっしりと芯が通って居て憧れます。
“プロ”としての姿勢で大御所の先生方に共通するものを一概には述べられないのだけど…「生半可じゃなくて絵が好き」と言う部分のような気もします。

余談ですが…
先日、内山先生(86)が…
「ダイエットしなくても大作の絵を描くと体重が減る。」と言ってました。
何だか1枚の絵を仕上げることに対する姿勢や気迫が伝わって来るようなヒトコトである気がしました。
現在製作中の作品。

淡い色合いですがかなり重ね塗りなので…
結構厚塗りです。
滲んだ様な感じだけど油絵です。

それと、実際の絵はもう少し明るい色合いです(=^-^=)

母と子


判ると思いますが…
赤ちゃんを抱いているお母さん、です。


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